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2023年1月13日

コンソーシアム・アドバイザリーのご紹介

一橋大学 ソーシャル・データサイエンス教育研究推進センター 永山晋准教授

当コンソーシアムでは、一橋大学の永山晋(ながやま すすむ)准教授がアドバイザリーとして参加します。

永山准教授は、経営学を専門とし、「人や組織の創造性はいかなるメカニズムによって左右されるのか」を研究テーマとしています。機械学習などのデータサイエンスのアプローチで、創造性の評価・測定、音楽制作チームを題材とした創造性の在り方など、新たな視座で研究を展開しています。さらに「ウェルビーイング」や「概念」に関する研究にも取り組んでいます。

コンソーシアムで学術的知見も加えた議論を交わしていくことで、はたらく人の創造性を高める働く環境の実現を目指していきます。

永山氏コメント

学術研究では創造性に関する様々なことが明らかになっていますが、個々の発見と社会実装までにはまだ大きな隔たりがあります。他方、企業も、創造性の重要性が強く認識される一方で、これを大きく促す仕組みづくりを実践するというよりは、職場でのちょっとした工夫にとどまるのではないでしょうか。このコンソーシアムでの取り組みが、学術と社会実装のギャップ、企業の創造性の仕組みづくりという2つの大きな挑戦の突破口となることを期待しています。

経歴

永山 晋 Susumu Nagayama, Ph.D.
一橋大学ソーシャル・データサイエンス教育研究推進センター 准教授

1982年生まれ。広島県出身。2002年広島市立大学情報科学部休学後、音楽制作会社で働く(同大学退学)。2007年に早稲田大学商学部に編入学し、2009年に卒業。2011年に同大学院商学研究科博士後期課程に進学し、2017年に早稲田大学より博士号(商学)を取得。早稲田大学商学学術院助教を経て、2017年から法政大学経営学部講師に着任。2018年より准教授。楽天ピープル&カルチャー研究所アドバイザリーボード(2018年10月より)、野村不動産Human First研究所アドバイザリーボード(2020年11月より)を兼任。2022年4月より現職

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