Quick Take
2025年8月18日

はたらく人の創造性を育てるために大切なこと

イノベーションが求められる時代。
でもその出発点である創造性について、じっくり考える機会は意外と少ないのではないでしょうか。
働く一人ひとりの創造性を高めていくために何が必要でしょう。私たちコンソーシアムが「今、特に大切だと考えていること」を四つにまとめました。

1. もっと創造性に注目しよう

 「イノベーションが重要」とよく言われますが、その源である「アイデアを生み出す力」には、まだ十分に光が当たっていないかもしれません。
アイデアがなければ、イノベーションも生まれません。だからこそ、まずはアイデアを生む創造性そのものに注目していくことが大切です。

2. 創造性のハードルを引き下げよう

 「自分の仕事に創造性なんて関係ない」―。そんな風に思っていませんか。
日本では創造性はごく一部の天才だけに備わった特別な能力だと考えられがちです。
でも、「創造性は一部の天才だけのもの」という思い込みを手放せば、「自分にもできるかも」という自信が生まれ、自然とアイデアも増えていきます。

3. 創造性を育む環境や仕組みをつくろう

 創造性を発揮しやすくするには、考え方(マインドセット)だけでなく、行動を後押しする仕組みも欠かせません。一人ひとりの発想が、チーム全体の力になるようなどだい造りを目指していきたいですね。例えば、以前ご紹介した「創造性支援フレームワーク」などを参考にしながら、現場でどのような工夫が創造性を支えるのか、具体的に考えてみることも効果的です。

4. AIを、創造性の味方にしよう

 「AI(人工知能)が仕事を奪う」といった不安の声もありますが、AIは私たちの考える力をサポートしてくれる存在にもなり得ます。例えば、アイデアを膨らませたり、対話を通じて思考を整理したりと、AIとのやり取りが創造性を刺激してくれることもあります。
 テクノロジーを恐れるのではなく、創造性を引き出す味方として、もっと多くの人が創造する楽しさを感じられるようになるといいですね!

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