2026年7月25日
活動報告
「はたらく人の創造性コンソーシアム」は東京ビッグサイトで今年5月に開催された「デジタル化・DX推進展」に出展しました。ブース展示に加え、講演・交流会を実施し、「創造性」をテーマにコンソーシアム活動の紹介や研究成果を発信しました。出典ブース来場者からは「生成AIが普及するほど、人ならではの創造性が重要になると感じている」「創造性に関する調査研究は大変興味深い取り組み」といった声が聞かれ、創造性への関心の高く示されました。
コンソーシア企業の成果を展示
出展ブースでは、創造性発揮を支援するDXをテーマに、コンソーシアムのこれまでの活動や創造性を高めるポイントをまとめた「はたらく人の創造性リーフレット」(2025年12月発行)を紹介。また隣接のリコージャパンブースと連携した各種ソリューション展示も実施しました。
コンソーシアム参画企業が展示した、創造性に関連する取り組みやソリューションは次の通りです。
- NTTアーバンソリューションズ株式会社は、会議参加者の雰囲気に応じて、木が育ち花が咲くデジタルアート「Well Meeting Wall」※を出展。心理的安全性の高いコミュニケーション空間がアイデア創出を支援します。(詳細はこちら➡リンク)
※「Well Meeting」はNTTアーバンソリューションズの登録商標です。 - oVice株式会社は、オンライン環境でも対面に近い自然なコミュニケーションを実現するバーチャル空間プラットフォーム「ovice」を出展。リモートワークや教育現場において、人と人との交流や偶発的な対話を生み出し、新たな視点やアイデアの創出を促進します。(詳細はこちら➡リンク)
- 株式会社ザイマックス総研は、少人数向け貸し会議室サービス「ZXY Meets」のほか、人的資本の充実に資するワークプレイス研究の成果を紹介。企業のワークプレイス施策と従業員エンゲージメントの関係をモデル化した研究を通じて、働く場や働き方の整備が従業員の体験価値とどのように関係するかを示しました。(詳細はこちら➡リンク)
- 株式会社JTBは、旅先での「出逢い・対話・問い」を通じて、組織のパーパスとの調和を図る研修プログラム「MY LIV PROGRAM」を出展。「越境学習」で多様な価値観や知見に触れ、他者との対話が自己理解を促し、創造性を高めます。(詳細はこちら➡リンク)
- 株式会社竹中工務店は、「誰もが生き生きと健やかに働けるワークプレイスに関する独自の研究・分析成果」を出展。異分野交流を促進し、新しいアイデアを生み出す「創造的なワークプレイス」の実現に向け、空間づくりの観点から取り組みを進めています。(詳細はこちら➡リンク)
- 株式会社パソナグループは、専門性の高いプロ人材と企業をつなぐ「ProShare」を出展。社外プロフェッショナルの知見や異なる視点を取り入れることで、新たな発想や課題解決のヒントを得られます。(詳細はこちら➡リンク)
- VISITS Technologies株式会社は、人とAIエージェントが協働して課題解決や戦略立案を行う「VISITS forms」を出展。AIの支援によって発想の幅を広げたり、人がより創造的な活動に集中したりできる環境を支援します。(詳細はこちら➡リンク)
ブース来場者からは、「会議の雰囲気によって花が咲くという発想は非常にユニークで、自社でも実証的に取り入れてみたいと思った」「創造性というテーマのもと、各社がさまざまな活動を行っている点が新鮮で興味深かった」「自社でも活用できそうな取り組みがあり、参考になった」などの声が聞かれ、好評でした。

はたらく人の創造性コンソーシアムのブース展示
ブース展示に300人来場
リコージャパンブースでは、コンソーシアムブースと連動する形でタスクの見える化でチームの相互理解を支援する「Jooto × RICOH Collaboration Board」や現場コミュニケーションに必要な情報を一元管理し、情報共有の効率化を実現する「VOYT CONNECT × RICOH Collaboration Board」などを出展。同ブースにも多くの来場者が足を止め「創造性をキーワードにした展示は珍しく、新鮮でした」といった感想が聞かれました。来場者は創造性コンソーシアムのブースと合わせて計約300人にのぼりました。
今回の出展に併せて、創造性コンソーシアム事務局を務めるリコー経済社会研究所の田中美絵主席研究員は「はたらく人の創造性を高めるには―DXを成功に導くために―」をテーマに講演。参加者から「創造性は一部の人だけが持つ特別な力だと思っていましたが、自分にも小さな創造性なら発揮できそうだと感じました」といった感想が聞かれました。講演には98人が参加。全121講演中5位の人数で初開催の講演の中では最多でした。
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課題意識を共有
講演終了後、「はたらく人の『創造性』を生む職場づくり」と題した交流会を実施。この中で、コンソーシアムメンバーであるNTTアーバンソリューションズ株式会社の和田寛規氏は「越境学習」や「余白」の重要性について分かりやすく解説しました。また、交流会内で実施したワークショップには、同社常務取締役の上野晋一郎氏、株式会社リコーDT技術開発センター長の原田亨氏も参加し、それぞれの実務経験や取り組みを踏まえた知見を参加者と共有しました。
終始活気にあふれた場となった交流会の参加者は、創造性に関する課題意識を共有しながら活発に意見交換。「他社も同じような悩みを抱えていることが分かりました」「越境学習や余白の重要性を理解できました」といった声が各テーブルから聞かれました。交流会には約55人が参加し、全13交流会中2位の参加者数でした。

「はたらく人の『創造性』を生む職場づくり」と題した交流会
多くの企業が創造性に強い関心
今回のデジタル化・DX推進展は、「創造性」というテーマが来場者の高い関心を集めました。業務効率化や生成AIなどの技術が注目を集める一方で、①「人の創造性」や「人ならではの価値創造」に対する関心も着実に高まっている②「DXを進めること」と「創造性を高めること」は別々のテーマではなく、むしろ相互に関連する経営課題である③多くの企業が創造性への強い関心を持ち、「DX化が進むほど、むしろ人の創造性が重要になるのではないか」という課題意識を持ち始めている―ことをうかがわせました。
はたらく人の創造性コンソーシアムは、今後も調査研究や実践事例の発信などを通じて、「はたらく人の創造性の発揮」を支援してまいります。
